柿に黒い斑点が!これって食べても大丈夫?

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日本らしく、自然な甘みが魅力であるフルーツ、柿。

 

おやつに食べようと思って皮をむくと
果実の中になんだか不気味な黒い斑点が!!

 

一つ二つなら見たことあるけど、
なんだかいつもよりも多く黒い斑点が見える…

 

「これって食べても大丈夫?体に悪くないのかしら?」
と思うかもしれません。

 

大好きなフルーツに見慣れない模様が出てきていたら
ちょっとギョッとしてしまう気持ちはよくわかります。

 

そこでこの記事では柿の中に見える
黒いポツポツとした斑点は一体なんなのか、食べても害はないのか、
ということをご紹介いたします。

 

また甘柿と渋柿の違い
食べても大丈夫な柿も見分け方など、ちょっとしたお役立ち知識も。

柿に対する恐怖心をこの記事で克服しましょう!

 

黒い斑点の正体

 

柿を割った時にたまに見ることのできる黒くてポツポツとした斑点。

「ゴマがある柿」なんて言い方もします。

 

この斑点の正体は「タンニン」という物質が固まってできたものです。

 

植物に由来する物質であり、植物界には広く存在しています。

 

タンニンという言葉は「革をなめす」という意味の英語「tan」から来ており、
もともとは革をなめして製品にするために使われることもあったようです。

 

タンニンを口に入れると舌や口の中のタンパク質と結合し強い渋味を生み出します。
つまり苦い味になるということですね。

 

「えっ?それじゃあ黒い斑点がある柿は食べると苦い味がするの?」
と思うかもしれません。

 

でもそんな心配はありません。

 

タンニンが渋味を生み出すのは口の中の唾液に溶けた時です。

 

柿の中で黒い斑点となったタンニンは不溶性、
つまり水に溶けない性質に変化しています。

 

そのためそのまま食べたとしても「にが〜い!」なんてことにはなりません。

 

ご安心して召し上がってくださいね!

 

タンニンの効用

 

「でもタンニンは水に溶けないからといって食べても大丈夫な物質なの?」

と心配性な方は考えてしまうかもしれませんね。

 

タンニンは様々な食べ物の中に含まれている物質です。

 

例えば、紅茶や日本茶、ワイン、コーヒー、チョコレート…

少し苦味を感じるものに多いようですね。

 

タンニンというと聞き慣れない印象ですが、
「ポリフェノールの一種である」と言い換えれば
理解しやすいのではないでしょうか。

 

タンニンには主に抗酸化作用というものがあります。

 

これは活性酸素の働きを抑える作用です。

 

これによりコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する効果があります。

 

心筋梗塞やくも膜下出血なども動脈硬化が原因で引き起こされるので、
それらの病気の予防にも役立ちます。

 

またタンニンは腸の収れん作用を起こし、粘膜のけいれんを抑える効果を持っています。

 

この働きによってゆるくなっている便を硬くしてくれるため、
下痢の緩和、予防効果があるのです!

 

ただし便が硬くなりすぎると、今度は便秘になってしまうので
タンニンの摂りすぎには注意してくださいね!

 

渋柿と干し柿

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「渋い味のする柿」と聞いて渋柿を思い出す方も多いでしょう。

 

渋柿というのはタンニンが固まりきっておらず、渋みが抜けていない柿のことをいいます。

 

実は渋柿という品種があるのではなく、まだ未熟な柿を渋柿、そこから甘くなった柿を甘柿というのです!

 

渋柿用のブランドがあるわけではないんです。

 

基本的にお尻の部分が尖っているものは渋柿の確率が高いです。

 

スーパーなどで売っている柿は甘柿だと思いますが、
「木になっている柿を直接かじってみよう!」なんて時には是非参考にしてみてくださいね。

 

もちろん他人の家の柿は食べてはいけませんよ!

 

そんな渋くて食べられない渋柿を乾燥させ、
中に含まれるタンニンを不溶性に変えてしまったのが干し柿です。

 

いわゆるドライフルーツにした柿のことですね。

 

その甘さはなんとお砂糖の1.5倍といわれています!

 

甘柿とは甘さの感じも違ったものになりますので、柿が苦手な方も干し柿なら食べられるかもしれません。

 

「え、じゃあ甘柿を干し柿にしたらもっと甘い干し柿になるんじゃない?」

 

と思うかもしれませんが、世の中そう上手くはいきません。

 

意外にも渋柿の方が甘柿よりも糖度が高いため、
甘柿を干し柿にしても渋柿のものほど甘くはならないのです。

 

果物ってなんだか不思議ですね。

カビとの見分け方

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「じゃあ黒い斑点の柿は食べても大丈夫ってことで、いただきま〜す!」
って柿をほおばろうとしているそこのあなた!まだ油断は禁物です!

 

もしかしたら本当にカビが生えた柿の可能性もなくはありません。

 

そこで最後にタンニンの固まったゴマの柿とカビの生えた柿との見分け方をお教えします!
もちろんカビが生えた柿なんて食べてはいけませんよ!

 

1 白い、青い、緑の斑点がある。フワッとしているものは100%カビ。

2 変な臭いがするものはカビ。

3 削ってみたときに中まで黒くなっていないものはカビ。
 タンニンの場合は中も黒いが、カビの場合は表面のみ黒くなる。

4 硬くなっており、手でとれるものはタンニン。

ちなみに干し柿から出てくる白い粉は果糖が固まってできたものなので食べても大丈夫です。

以上を参考に、食べても良い柿とカビの生えた柿をしっかりと見分けてくださいね!

まとめ

 

・黒い斑点の正体はタンニンが固まったもので食べても大丈夫!

 

・タンニンは動脈硬化や下痢の予防に効果あり!ただし摂りすぎは注意!

 

・渋柿はタンニンが固まっていないもの。しかし糖度があるため干し柿向き!

 

・変な臭いや中まで黒くなっていないものはカビなので食べないこと!

 


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