ブルーハワイと炭酸水でノンアルカクテルの完成!!
小学生の頃、近くの小学校で開催される夏祭りによく出かけていました。
親にもらった小銭を握りしめ、
真っ先に向かったのは「かき氷」の看板がかかった屋台。
今でもシャキシャキのかき氷を食べると夏休みの思い出がよみがえります。
かき氷には様々なシロップの味がありますが、
私は「ブルーハワイ」味が一番好きでした。
しかし子供ながらにこう思ったものです。
「ブルーハワイって一体なんなんだろう?」と。
この記事では「ブルーハワイ」味の由来、
そして本場のブルー・ハワイカクテルと炭酸水を使った
お手軽ノンアルコールカクテルの作り方をご紹介します。
最後にはひと手間加えたおいしいデザートも。
普段はかき氷以外で味わうことのない「ブルーハワイ」の味をご堪能ください!!
そもそも「ブルーハワイ」ってなに?
「ブルーハワイ」というとほとんどの方は
「かき氷にかけるシロップのひとつでしょ?」とお考えになるかと思います。
というよりもかき氷のメニュー表以外で
「ブルーハワイ」という文字を見ることは滅多にないでしょう。
私も夏祭りの屋台で見た記憶しかありません。
実は「ブルーハワイ」はもともとはハワイで考案されたといわれている
カクテル、つまりお酒の名前なのです。
1980年代前半に派手な飾り付けをするカクテルが流行しました。
例えばオレンジの果汁を使ったカクテルにはオレンジをグラスに添えたり、
可愛らしくカットしたレモンの皮をデコレーションしたり、といった具合です。
ブルーハワイもそうした派手に飾り付けをする
カクテルのひとつとして生まれました。
明確にこれという飾り付けの決まりはなく、
バーテンダーの裁量で飾られます。
南国風のカクテルですとシロップ漬けのチェリーで
マンハッタンの沈みゆく夕日を表すこともあります。
ブルーハワイにもチェリーが似合いそうですね。
本場・ブルーハワイカクテル
まずは本場の「ブルー・ハワイ(Blue Hawaii)」の
カクテルの作り方をご紹介致します。
お酒が好きな方は自宅で材料となるドリンクを用意して作ってみましょう。
自宅でビールやワンカップを飲むよりも
なんだか趣味のいい大人の雰囲気を楽しめます。
通販などでもバーテンダーが使うシェイカー
(カクテルを作る時にシャカシャカ振るコップのようなもの)
を手に入れることができるので、
手軽にカクテル作りを始めることができますよ!
材料
ラム(ホワイト)(お酒)…30ml
パイナップルジュース…30ml
ブルー・キュラソー(お酒)…15ml
レモンジュース…15ml
作り方
1上記の材料をシェイカーに入れてシェイクする。
2砕いた氷を入れたグラスに注ぐ。
3チェリーやオレンジなどのフルーツで飾り付け、ストローを挿して完成!
注意点:
「ブルー・ハワイ」の名の通り、青い色が特徴なので
ホワイト以外のラムを使うと色が変わってしまいますのでお気をつけて!!
ブルーハワイと炭酸水でノンアルコールカクテル
「ブルーハワイのカクテルってお洒落!でも私お酒飲めないし…」
という方もいらっしゃいますよね。
そこでブルーハワイの味と雰囲気をそのままドリンクにした
ノンアルコールカクテルの作り方をご紹介いたします。
とっても簡単なのでお子様でもすぐに作ることができますよ!
材料
炭酸水…200mlくらい
かき氷のシロップ・ブルーハワイ味…大さじ2杯くらい
作り方
1冷蔵庫で冷やしたグラスに炭酸水を注ぐ。
2かき氷のシロップを上から静かに注いで完成!
注意点:
グラスに注ぐ順番は炭酸水、かき氷シロップです。
なぜならシロップの方が炭酸水より比重があるため、
順番を間違えると綺麗なグラデーションカラーにならないためです。
ノンアルコールとはいえカクテルです。
見た目の美しさにもこだわりましょう!
ちなみに炭酸水の後にジンなどのお酒を加えると
スパークリングが加わった甘いカクテルになります。
シェイカーがなくても作れるのでカクテル初心者にもオススメです!
アイスクリームを浮かべるのも贅沢かもしれませんね。
ブルーハワイを使ったお手軽デザート
ブルーハワイのシロップと炭酸水は相性が良く、
デザート作りにも使用することができます。
ここではゼラチンを加えてブルーハワイの甘さと
炭酸水のシュワシュワ感を合わせた特製ゼリーを作ってみましょう!
材料(二人分)
ゼラチン…7~10g
ブルーハワイシロップ…100ccくらい
炭酸水…250ccくらい
ナタデココ、缶詰フルーツ、バニラアイス…お好みで
作り方
1ゼラチンをボウルで水に浸けふやかす。
ふやかす時間は使用するゼラチンによる。レンジで少し温める。
2ブルーハワイシロップと炭酸水を他のボウルに入れ、
かき混ぜながらゼラチンを加える。
3グラスに移し替える。冷蔵庫で2時間ほど冷やし、固まったら完成!!
注意点:
「ゼラチンで固めちゃったら炭酸水のシュワシュワがなくなるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、ご心配ありません。
そのまま残っています。
ただしブルーハワイと炭酸水をかき混ぜる際に
勢いをつけすぎると炭酸が抜けてしまうので注意してくださいね!
まとめ
・「ブルーハワイ」はもともとハワイで考案されたカクテルの名前。
・本場の「ブルー・ハワイ」カクテルはシェイカーで作ってみて。
・ブルーハワイのノンアルコールカクテルは炭酸水でお手軽に!
・ゼラチンを加えればシュワシュワ感のあるブルーハワイ・ゼリーの完成!