温泉の刺青問題!外国人観光客はお断り?入浴事情について

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タトゥー(刺青)はファッションです。
と、言っていた知り合いが居ました。

 

外国人観光客が増えて、各地で外国人を見かけることも増えました。

 

また、2020年東京オリンピックに向け、さらに増えると見込まれている中、
日本各地の温泉施設にて、にわかに「ある問題」が起きています。

「体のどこかにタトゥーを(刺青)が入っている方は、
入浴をお断りさせていただきます。」

 

これです!

 

外国人のみならず、現代において、体のどこかに「タトゥー」を
入れている日本人も多くみかけるようになってきました。

そんな「ファッション」の一要素として、
とらえられるようになったタトゥーですが、

 

スーパー銭湯やスパでは、タトゥーを入れているお客様は
「入浴お断り」される事が多いようです。

 

何故、タトゥーや刺青を入れていたら、
入浴してはいけないのでしょうか?

 

ちょっと調べてみました。

 

刺青と入浴お断りの歴史

まず初めに、「刺青」が入浴拒否の歴史について調べてみました。

1990年代にブームとなったスーパー銭湯の影響が大きいと思います。

 

現代ほど、暴力団対策法の締め付けも厳しくなかった時代、
スーパー銭湯への来場者が増えるとともに、
反社会的な人物の来場も当然増えてきたわけです。

 

町の銭湯とは違い、スーパー銭湯では、
食事やアルコールを提供もできるので、

 

滞在時間も長くなります。そうすると、
トラブルも多発したことでしょう。

 

一般客からのクレームや利用そのものを敬遠する客も増えてきて、
施設側も対応を検討した結果、

 

「入浴お断り」となったのではないでしょうか。

昔は「刺青=その筋の方々」というイメージが強く、
刺青が入っている方がいると威圧感を感じ、
一般客が寄り付かなくなるという事でしょう。

 

銭湯とその他の浴場の違い

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ですが、これはスーパー銭湯や日帰り温泉施設だけの話なのです。

 

そもそも、町の銭湯とスーパー銭湯や日帰り温泉などは、
法律によって規制が違います。

 

銭湯は“一般公衆浴場”に分類され、行政からの補助金なども降り、
固定資産税も免除されます。

 

自宅に内風呂がなかった時代、
体を清潔に保つことは万人に認められている最低限度の権利です。

つまり、刺青やタトゥーを理由にこれを拒否することは、
「生存権」に抵触する恐れがあるのです。

 

よって、銭湯は刺青やタトゥーを理由に、
入浴を拒否することが法律上で出来ないのです。

スーパー銭湯や日帰り温泉などは、“その他の公衆浴場”に分類されるため、
行政からの補助金などは降りません。

 

民間企業ですから。

その分、入浴料や提供内容(店内でアルコールを提供したり、
リラクゼーションルームを整備したり)自由に設定できます。

 

よって、レジャー施設にあたるため、「生存権」には抵触しません。
刺青やタトゥーを理由に入浴を拒否しても、法律上何の問題もないのです。

 

刺青・タトゥーを入れる人の大半が反社会的な人とは限らなくなり、
また、暴対法の徹底により暴力団が大手を振って

 

温浴施設を利用できる環境ではなくなったいま、
無条件に入浴拒否という姿勢はいかがなものか」と語る。

「ルールや条件に則って利用するならば、
刺青・タトゥーをしている人でも温泉を楽しむ権利はあってしかるべき。」

 

と、温浴振興協会代表理事の諸星氏も語っています。

 

そんな中、星野リゾートや一部の温浴施設において、
「専用の保護シールでタトゥーをすべて隠すことを条件に、入浴を許可する」
という画期的な方針を打ち出しました。

 

シールは館内にて一枚200円で販売され、
大きさは12.8×18.2cmのサイズです。

 

刺青やタトゥーがシールからはみ出さない場合のみ入浴が可能となる。
タトゥーが多数ある場合も、シールを切りわけて隠せるなら問題はない。

 

星野リゾートの他には、「おふろcafé utatane」も、
シールで隠しきれる場合のみ、入浴を許可しているとのこと。

そうはいっても、未だに“刺青”や“タトゥー”に対し、
否定的な意見や偏見を抱く人も多く居るのも事実です。

 

下記のように、「全面的に禁止するべき」という意見を持つ日本人も多いです。

 

“タトゥーがファッションだというのなら、
ファッションは自らの「意思」ですること。”

“タトゥーを入れた外国人が、日本の温泉施設に入れないからといって
文句をいってきても、そういうきまりだから、と、断ればいい。

そういう文化・風習なのだから。”

 

“一部の海外の風習に合わせないと時代遅れであり、
ナンセンスといわれるのは何故?そんなこと続けていたら、
主体性のない国になってしまう。”

 

“郷に入れば郷に従え“

その国の歴史や生活様式、風習からできた文化なのだから、
他が違うからといって合わせることはないと思います。

 

オリンピックに向けて

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3年後に東京オリンピックを控え、
外国人観光客が増えてきている現代で、
この「入浴お断り」問題は様々な論議を巻き起こしています。

 

タトゥーには、宗教的、民族的な意味を込めて入れているものもあります。
また、メイク用や医療用のものもあります。

 

タトゥーすべてがファッションに限ったものではありません。
知識もなく、すべてをNOというのも、少しおかしいとは思います。

 

ですが、日本ではまだまだ偏見も多く、こうした状況に対し、
受け入れる体制は整っていません。

 

入浴施設を利用する外国人が増えるとみて、今後、このような入浴施設の
対応策の話し合いがどう行われていくのか気になりますね。

きまりとルール、配慮の気持ちさえ示してくれたなら、入浴できるのです。

 

日本のルールや風習をどう伝えていくのか、
今後に向けてしっかり議論していただきたいです。

 

全ての人が、気持ちよく温泉などに入れるようになればいいですね!


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